インフルエンザが流行り始めているようですが、子供たちの服装を見てると「大丈夫か？」と思うような格好をしてる子がいます。小学校低学年なので、親が選んでると思うんですが、可愛いとか以前にすることがあるだろう、と思うことがあります。

例えば、いわゆる「なまあし」。この辺りではそういう言い方をするんですが、靴下をはかず、素足に靴を履くってやつです。これが石田純一なら、毎日違う靴を履いているんでしょうが、子どもですから、朝から帰りまで上靴を履いて足の裏の垢や汚れがベッタリ付いた状態になり、そりゃ自分は家でおふろに入るでしょうがまた学校で昨日と同じ上靴を履く。一週間の垢や汚れで上靴の内側はものすごいことになっている訳です。靴下をはいていれば靴下に汗や垢が染み付いても靴下を毎日履き替えれば清潔ですが、なまあしはねぇ。どれだけおしゃれしても汚いですね。

最近悩むのが「えりぐりのあいたＴシャツにベンチコート」なんてやつ。いくら暖かそうな上着を着せても、襟や裾がすかすかのままじゃ寒いのは当たり前でしょ。シャツも背中が見える丈の短いのだったり。シャツはズボンに入れるのが暖かく着るコツのはずなんですが、外に出すのが格好いいからとヒラヒラさせてクシャミ連発。

それから、袖やズボン丈が長いままズルズルと着せている。丈を縫ってつめるのは大変かもしれないからそこまでは言わないけど、せめて袖を折り上げてやろうよ。ゴムがゆるかったらベルトとかサスペンダーとかあるだろ？

子どもに大人のミニ版のファッションをさせてるのは可愛いけど、服を着る本来の目的を忘れちゃいけないだろうと思います。