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小学校の子ども達のことや、学校の様子を振り返って & おすすめの本、趣味の話など…まあ、適当に。 (2022.6.14ここに引っ越してきました)
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専業主婦になってもうすぐ2年。
もともと料理はあまり得意でない(というか結婚するまでまともにしたことがなかった)上に、フルタイムの共働きで20年以上突っ走ってきて、いざ専業主婦になったらまともな料理は本を見ないと作れないというていたらく(^^ゞ

この歳で(って幾つかは言わないけど(ё_ё)キャハ)この状態はさすがにマズイって思って、本を買ったりネットで調べたりして頑張ってみた。一時期は冷蔵庫が調味料で溢れかえるほどになったり、一度使った食材の残りが使い回せなくてダメになったりしたことも…。

で、辿り着いたのが「一汁三」。



別にレストランに行って食べるような料理を作る必要はないのよね。
家族で毎日それなりに栄養のあるものをバランス良く、それなりに美味しく、飽きない程度にローテーションして作れたらいいんじゃないかと思うに至った訳です。
まあ、時間とお金を掛けずにできたらなお良し。
そして、時々季節や行事に合わせたハレの料理を腕によりを掛けて作る。

昔の主婦はみんなそうやってきたんだと思う。
今は本も雑誌もテレビもネットもあるし、オーブンやミキサーなどの調理用機器も発達してるんだから、昔よりぐんと簡単に「主婦のプロ」になれるはずなのに。
私、全然できてないなあ。

そういうわけで、シンプルな昔ながらの一汁三菜の食事を何も頼らずに作れることを目標にして頑張っている訳ですが。

そんな折、ユネスコ無形文化遺産に「和食」が選ばれたことを聞きました。
始めに頭に浮かんだのはいわゆる「日本料理」。懐石料理や割烹料理といったものを想像していました。何だか自分には関係ない、「お金持ちの人の世界の話」みたいな。
ところが、「和食」はもっと大きな括りだったんですね。

日本食文化を、ユネスコ無形文化遺産に。(農林水産省)

↓ちょっと詳しい(難しい?)提案書など
「和食」申請の経緯とその内容(農林水産省内pdf)
無形文化遺産の代表的な一覧表への記載についての提案書(農林水産省内pdf)

農林水産省があげている和食の特徴は大きく4つ。
●多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
●栄養バランスに優れた健康的な食生活
●自然の美しさや季節の移ろいの表現
●正月などの年中行事との密接な関わり

つまり、食事を作る・食べるということを通して、環境や自然との関わり、人々の暮らし方や倫理観なども見えてくるのが和食であるということなんですね。

そうなると、私達の毎日の生活一つ一つが世界遺産を形成しているのかも、と思うようになりました。
↓の記事は一汁三菜の由来が載っていますが、1200年以上も前の文化が受け継がれているというのはびっくりです。

【和食の魅力】(1)一汁三菜 平安時代から続く食事の形

もう何年か前に和食が世界遺産になっていたら、いやそんな問題でなく、私がこういうことをしっかり理解していたら、もう少し給食指導とか歴史学習とか生活科の行事調べとかが深まったんじゃないかと思いました。まあ今思ってもしょうがないんですけど。

あ、でも、産経新聞は和食無形文化遺産決定の時に特報を配布したんだそうです。↓

和食の無形文化遺産登録で「特報」発行 都内6カ所で配布

この特報、授業に役立ちそう…きっと東京だけなんだよね配布したの。
地方にも下さ~い。あはは。

とまあこんな具合にしばらく仕事の頭になりましたが、よく考えたら私は今まさに実践の場にいる訳で。
今日もこれから夕食を作りながら日本文化に浸ることにします。うふふ。
和食ってすごい。



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私とブログについて
小学校の教諭をしていましたが、2012年に退職しました。
定年じゃないですよっ!
ヾ(@°▽°@)ノ
今は、教育とは全く関わりのない生活を送っています。

ここに書かれている教員生活は過去のことですが、 今、先生として頑張っていらっしゃる方々の 何かしらのヒントになればと思って、 そのまま置いておくことにしました。

大変な毎日だと思いますが、まずは自分自身を大切に、 自分のできる範囲で頑張って下さいね!
応援しています。
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