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小学校の子ども達のことや、学校の様子を振り返って & おすすめの本、趣味の話など…まあ、適当に。 (2022.6.14ここに引っ越してきました)
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1.「楽しかったです」はなぜ困るか

夏休みの間、家族で楽しめるイベントやレジャースポット情報がたくさんTVで特集されていて、そこで遊んでいる子ども達にマイクを向けている映像もよく出ていた。殆どの場合、子ども達は判で押したように「楽しかったです」「楽しかったです」「楽しかった」…こればっかり。

子どもに対して「何が楽しかったんだ~」とか、インタビュアーに対して「訊き方を考えろ~」とか、TVの前で苛々しちゃって、落ち着こうとTV消したり。(^^ゞ


教員だった頃、子ども達にはいつも「作文を書く時には『楽しかった』『面白かった』は使わないで書きましょう」と指導していた。これは以前ひげうさぎ先生が本を出す前に先生のホームページで連載があってそこで読んだ「作文のコツ」です。

この本には、他にも使わない方がいい言葉がいくつも載っているし、簡潔な文を書くコツもあり、指導者にも子どもにも分かりやすいので、一つでも実践するとすぐ効果が出る、目から鱗の作文指導本です。今Amazonでは中古しか扱ってないみたいですが、大きな書店には在庫があると思います。作文のコツについてはぜひこの本を読んでいただきたいです。

というわけで、ここでは「どう書くか」ではなく、「楽しかった」と書くことの困った点について。
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「教師の姿勢」という点では上でツイートした本と共通するかな、な今回の記事です。

全校集会などで子ども達を静かにさせたい時、「黙って先生の方を見てごらん。…まだお喋りしている人が6人います。口を閉じましょう」…数えたんかいっ!と突っ込まれそうな事を言う先生は確かにいます。でも、「普通の大人には無理でもプロの先生ならできる」という事はあります。子どもが「この先生が言うなら本当だ」と思ってくれる先生になりたいですね。そのためにはそれなりの修業が必要ですが。

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 本屋で(しかも子育てコーナーで)目立っていて、何となく手に取ったら、この本すごいです。
先生方にも、これから先生になる人や新人さんにもお勧め。
「親子で」とあるけど、生まれたばかりの子を持つおうちの方にこそしっかり読んでおいて欲しい本でもあります。

私とブログについて
小学校の教諭をしていましたが、2012年に退職しました。
定年じゃないですよっ!
ヾ(@°▽°@)ノ
今は、教育とは全く関わりのない生活を送っています。

ここに書かれている教員生活は過去のことですが、 今、先生として頑張っていらっしゃる方々の 何かしらのヒントになればと思って、 そのまま置いておくことにしました。

大変な毎日だと思いますが、まずは自分自身を大切に、 自分のできる範囲で頑張って下さいね!
応援しています。
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