小学校の子ども達のことや、学校の様子を振り返って & おすすめの本、趣味の話など…まあ、適当に。
(2022.6.14ここに引っ越してきました)
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
以前は、子どもを半日で帰してから参加していた同和研修ですが、今年は夏休み期間中に開催になりました。いいことだ。あたふたしなくてすむよ。少しずつ、こういう事も改善されているのね。
で、いつも愚痴ってる研修の内容ですが、今回は良かったです。講師の方が、学校の先生に向かって喋ってるんだってことがすごく伝わってきた。学校の実情もよくご存じだったし、同和教育を各教科の中でどう位置づけて進めていってほしいか、具体的に言っていただいたので、「ああ、このひとはわかってくれてるんだ」と思ったよ。
一つ言わせてもらえば、不審者が出た時も、交通事故が起きた時も、「どんなことが起きたか」「起きないためにどうすればいいか」「もし起きたらどうするか」という指導をするのに、差別事象だけは「どんなことが起きたか」ばかりがクローズアップされ、「起きないためにどうすればいいか」「もし起きたらどうするか」よりも、「彼らは『なぜ』事件を起こしたのか」ばかりを考えようとする。それは妙だと思うなあ。
だって、何か事件が起きた時、私達は「その子が『なぜ』事件を起こしたか」だけではなくて、(それももちろん考えたけど)「一般的にそのような事件が起きないように私達はどうすればいいか」「もし起きたらどう対処するか」を考えて、子ども達に指導するでしょ?
例えば、子ども達がチェーンメールを回したら、「どんなメールを回したか」「『なぜ』チェーンメールを回したか」だけじゃ終わらないよね。「子ども達が安易にチェーンメールを作らないように、チェーンメールの怖さをどう指導していくか」「もしチェーンメールが回ってきたら、子ども達にどう対処させるか」を考えなきゃでしょ。
同和研修に行くとね、いつも「こんな差別事象があった」という報告はたくさんあるんだけど、そしてそれは確かに報告されるべきものではあるんだけど、「じゃどうするか」がないんだよね。「その会社に対して学習会を行いました」という報告があるけど、それは「懲役刑にしました」というのと同じで、未然に防ぐ努力ではないと思う。
犯罪も、0件が理想ではあるけど、そんなに簡単には0件にはならない。もし犯罪が起きたら、どうすれば被害が最小で済むか考えるのと同じように、もし差別事象が起きたら、どうすればそれ以上拡がらないかを考え、指導していかないといけないんじゃないかな。で、もし差別事象が起きても、それを子ども達の力で「それはおかしいよ」と正すことができれば…それが私の理想、だな。
で、いつも愚痴ってる研修の内容ですが、今回は良かったです。講師の方が、学校の先生に向かって喋ってるんだってことがすごく伝わってきた。学校の実情もよくご存じだったし、同和教育を各教科の中でどう位置づけて進めていってほしいか、具体的に言っていただいたので、「ああ、このひとはわかってくれてるんだ」と思ったよ。
一つ言わせてもらえば、不審者が出た時も、交通事故が起きた時も、「どんなことが起きたか」「起きないためにどうすればいいか」「もし起きたらどうするか」という指導をするのに、差別事象だけは「どんなことが起きたか」ばかりがクローズアップされ、「起きないためにどうすればいいか」「もし起きたらどうするか」よりも、「彼らは『なぜ』事件を起こしたのか」ばかりを考えようとする。それは妙だと思うなあ。
だって、何か事件が起きた時、私達は「その子が『なぜ』事件を起こしたか」だけではなくて、(それももちろん考えたけど)「一般的にそのような事件が起きないように私達はどうすればいいか」「もし起きたらどう対処するか」を考えて、子ども達に指導するでしょ?
例えば、子ども達がチェーンメールを回したら、「どんなメールを回したか」「『なぜ』チェーンメールを回したか」だけじゃ終わらないよね。「子ども達が安易にチェーンメールを作らないように、チェーンメールの怖さをどう指導していくか」「もしチェーンメールが回ってきたら、子ども達にどう対処させるか」を考えなきゃでしょ。
同和研修に行くとね、いつも「こんな差別事象があった」という報告はたくさんあるんだけど、そしてそれは確かに報告されるべきものではあるんだけど、「じゃどうするか」がないんだよね。「その会社に対して学習会を行いました」という報告があるけど、それは「懲役刑にしました」というのと同じで、未然に防ぐ努力ではないと思う。
犯罪も、0件が理想ではあるけど、そんなに簡単には0件にはならない。もし犯罪が起きたら、どうすれば被害が最小で済むか考えるのと同じように、もし差別事象が起きたら、どうすればそれ以上拡がらないかを考え、指導していかないといけないんじゃないかな。で、もし差別事象が起きても、それを子ども達の力で「それはおかしいよ」と正すことができれば…それが私の理想、だな。
PR
私とブログについて
小学校の教諭をしていましたが、2012年に退職しました。
定年じゃないですよっ!
ヾ(@°▽°@)ノ
今は、教育とは全く関わりのない生活を送っています。
ここに書かれている教員生活は過去のことですが、 今、先生として頑張っていらっしゃる方々の 何かしらのヒントになればと思って、 そのまま置いておくことにしました。
大変な毎日だと思いますが、まずは自分自身を大切に、 自分のできる範囲で頑張って下さいね!
応援しています。
定年じゃないですよっ!
ヾ(@°▽°@)ノ
今は、教育とは全く関わりのない生活を送っています。
ここに書かれている教員生活は過去のことですが、 今、先生として頑張っていらっしゃる方々の 何かしらのヒントになればと思って、 そのまま置いておくことにしました。
大変な毎日だと思いますが、まずは自分自身を大切に、 自分のできる範囲で頑張って下さいね!
応援しています。
カテゴリー
最新記事
(06/14)
(01/08)
(09/03)
(08/26)
(08/16)
広告
P R