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小学校の子ども達のことや、学校の様子を振り返って & おすすめの本、趣味の話など…まあ、適当に。 (2022.6.14ここに引っ越してきました)
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今テレビ見てたら、黒木瞳さんが出てて、
「(我が子は)好き嫌いないです。何でも食べます。そう育てました。」
と言っていたので、このご時世に珍しいこと…と、どんな風に育てたのかと
耳を傾けましたら

何と!

うちの母と全く同じ事をしていた!

これって、私だったから成功したんじゃなくて、誰にでもけっこう通用する
やり方だということなのかもしれないですね。
ちょっと嬉しくなりました。

黒木さんが言うには「離乳食の頃から」
そうですね、私も好き嫌いをした記憶がないので「物心つく前から」ですね。
(この時点で「あ、うちはもう遅い」と思った方、ごめんなさい(^^ゞ)

子どもが食べるのを嫌がったら
「え?食べないの?いいの?」
「もったいないなあ、じゃあママが食べるねぇ」

(註:みっぴんちは「ママ」でなくて「お母さん」ですが)
一口食べて
「ん〜!おいし〜い!」

また次に出した時には食べるのを嫌がるので
「え?食べないの?いいの?」
「もったいないなあ、じゃあママが食べるねぇ」
「ん〜!おいし〜い!」


食事のたびに何度も何度も繰り返す。
「食べなさい」ではなく、「こんなにおいしいのに食べないのぉ?」という感じ。
そうすると、子どもは
「なんかおいしそうに食べてるなあ」とその様子を見ている。
みっぴがかすかに覚えてるのは
「大人はこういうのをおいしく思うんだなあ」
「これがおいしく思えたらかっこいいなあ」
という、ちょっと憧れ的イメージ。
だから、苦いものなんかでもちょい我慢して噛んでみたり。

ここからはテレビでは出てなかったけど、たぶん
子どもが食べる様子を見せても、その嬉しさを顔に出しちゃいけないんだと思う。
「あら、この前まで食べなかったのに、食べるの?まあ、いいけど」的な。
自然に食べる、食べさせることを毎回毎回繰り返すことで
それが当たり前になるんですよね。

物心ついた後は、「あなたは小さい時から好き嫌いがなかったものね」
しっかり嘘をつき通していたみっぴ母。
そうするとみっぴは「好き嫌いのない自分」ってのが気に入っちゃって
自分でもそれを続けようとするわけだ。
食べたことのないものにも果敢にチャレンジするみっぴが
できあがるわけです。

20歳過ぎてからかなあ、
みっぴが小さい頃保育園の友達を真似して
いきなりピーマンが嫌いと言い出したこととか、
にんじんが嫌いだった時に
「あら、前はウサギみたいに『にんじんにんじん♪』って食べてたのにね」
と言っていたのが大嘘だったこととか、
みっぴ母はネタばらしをしてくれました。

まあ、おかげで今は
にんじんスティックが大好きでかじりまくってるみっぴです。
わは。


…… コメント ……

2009/8/22 21:00 投稿者:かつのり
更新、待ってました。おもしろかった。そして、なるほど!思いもよらない方法でした。


2009/9/22 21:02 投稿者:みっぴ
■かつのりさん
いつも読んでくださってありがとう。
ちょっといろいろあって、こちらを放りっぱなしにしていました。
これからは一つの記事を短くして、できるだけたくさん更新できるようにしなくちゃと思っています。
記事が長いと更新が面倒になっちゃうんですよね。反省です。
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私とブログについて
小学校の教諭をしていましたが、2012年に退職しました。
定年じゃないですよっ!
ヾ(@°▽°@)ノ
今は、教育とは全く関わりのない生活を送っています。

ここに書かれている教員生活は過去のことですが、 今、先生として頑張っていらっしゃる方々の 何かしらのヒントになればと思って、 そのまま置いておくことにしました。

大変な毎日だと思いますが、まずは自分自身を大切に、 自分のできる範囲で頑張って下さいね!
応援しています。
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