小学校の子ども達のことや、学校の様子を振り返って & おすすめの本、趣味の話など…まあ、適当に。
(2022.6.14ここに引っ越してきました)
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「学校講師の奮闘日記 」の、「今日の会議&授業 」
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…‥‥・*・‥‥……‥‥・*・‥‥…‥‥・*・‥‥……
小学校と違って、高校生は一筋縄ではいかないだろうと思いますが、同じ「高校の社会科の先生」の書かれた、「私語とたたかうシナリオ授業 (杉山 雅 著)」という本をお薦めします。この中に書かれているようなひどい状況ではないと思いますが、社会の先生だということですから、教科書をさらっと読むだけでは見えてこない社会科の魅力を授業で伝えられるのではないかなと思いますよ。
一年生だったら現代社会かな?ワールドカップの選手達とつないで学習するなんていうのもいいかもしれませんね。この前、イランの選手が練習試合を約束していた相手からキャンセルされた…とか、そういうのもとっかかりになるんじゃないでしょうか。あ、もうやっていたらごめんなさいね。(^^ゞ
私は今年算数の授業メインでさせてもらっていますが、毎時間の授業を組み立てるのが楽しいです。「どうやったら子どもが楽しく活動してくれるかな」「どこで教科書を見せたら理解しやすいかな」「どんなエピソードを話したら、子どもが覚えていてくれるかな」とあれこれ考えて授業に臨みますが、うまく行かないこともあります。そんな時は「何で子ども達は授業にのってこなかったんだろう?」と考えるようにしています。授業にのらない子どもが悪いのではなく、のれない授業を組み立ててしまったのが悪いと考えるようにしているのです。
今、2年生は「長さ」の単元で、「定規で線を引く」練習を一生懸命しています。手先が不器用なのでとっても下手ですが、実は「誤差±1mm」で書かないといけないので、「無理だよ、できないよ」と涙を浮かべて放り投げそうになるのを、なだめたりすかしたり、ほめたり励ましたりしながらがんばらせています。怒鳴ってできるようになるなら楽かもしれませんが元々できないんだから無理ですし、怒鳴らないとしない子になる、ということも考えられますものね。
「どうやったら子どもが練習したくなるか」を考えて、ゲーム形式にしてみたり、プリントが完成すると絵が浮かび上がるようにしてみたり、列ごとに黒板で挑戦させたり、いろいろやってみています。やらない子を叱るのではなくて、やりたくなるように何か仕掛けをしてみたらどうでしょう?
あと、高校では「静かな授業」=「いい授業」が当たり前なのかもしれませんが、私は「静かな授業」=「いい授業」ではないと思います。子ども達が「聞く」以外の活動ができるような授業の工夫があっていいんじゃないでしょうか。教科書を読む、でも、黒板に書く、でもいいと思います。自分が高校の頃、先生が一方的に喋ってる時って、別のこと考えたりしてませんでした?(私は友達に手紙書いてました(^^ゞ)
…‥‥・*・‥‥……‥‥・*・‥‥…‥‥・*・‥‥……
そうそう、私が高校に入学してすぐ、びっくりしたのが、担任の先生が私達に敬語を使って話すことでした。その先生はご自分のことを「先生は」とは言わず、「私は」と言っていました。はじめのホームルームで、先生から次のようなことを言われました。
「あなた方は、自分からこの学校を選んで入学してきました。義務教育ではありませんから、あなた方が勉強しようとしまいと自由です。この学校のやり方が合わないと思ったら、やめていただいてかまいません。ですが、できれば、月謝を払っている分、いや、それ以上にがんばって勉強して、自分を成長させて欲しいと思っています」
一人前として扱ってもらっていることは嬉しかったけれど、自分の責任―――勉強しない、できないことをもう学校や先生のせいにはできない―――ということを重く感じたのを覚えています。
子ども達によっては、あと2年ほどで社会人として生きていかなければならない子もいると思います。その準備をしなければならない高校時代に、授業中遊んでいる子はまだ「子ども」から抜け切れていないんじゃないかな、それはまわりが(親や先生が)子ども扱いしてしまっているから、それでいいと思ってるんじゃないかなという気がしました。
どんな社会人に育てたいか、そのために学校では何を教えるか、そういう見通しを持っておくのも大事かなと思います。
…‥‥・*・‥‥……‥‥・*・‥‥…‥‥・*・‥‥……
高校の内情がよくわからないのに、勝手なことを書いてしまいました。
「教師として」の心構えみたいなのは同じかな、と思ったので。どうでしょうか。(^-^)
===== コメント =====
■ありがとうございます
まさしくそのとおりだと思いました。最近、その気持ち忘れてましたね(><) んで、午後の授業にさっそく取り入れてみました。少しではありますが反応良かったです♪
詳しくはブログにあとで記入しますが本当にありがとうございます。 嬉しいですね。まだまだ未熟ですが生徒にしたら先生に変わりはないわけですし。
本も購入したいと思います。
学校講師の奮闘日記 (2006-06-13 18:50:49)
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小学校と違って、高校生は一筋縄ではいかないだろうと思いますが、同じ「高校の社会科の先生」の書かれた、「私語とたたかうシナリオ授業 (杉山 雅 著)」という本をお薦めします。この中に書かれているようなひどい状況ではないと思いますが、社会の先生だということですから、教科書をさらっと読むだけでは見えてこない社会科の魅力を授業で伝えられるのではないかなと思いますよ。
一年生だったら現代社会かな?ワールドカップの選手達とつないで学習するなんていうのもいいかもしれませんね。この前、イランの選手が練習試合を約束していた相手からキャンセルされた…とか、そういうのもとっかかりになるんじゃないでしょうか。あ、もうやっていたらごめんなさいね。(^^ゞ
私は今年算数の授業メインでさせてもらっていますが、毎時間の授業を組み立てるのが楽しいです。「どうやったら子どもが楽しく活動してくれるかな」「どこで教科書を見せたら理解しやすいかな」「どんなエピソードを話したら、子どもが覚えていてくれるかな」とあれこれ考えて授業に臨みますが、うまく行かないこともあります。そんな時は「何で子ども達は授業にのってこなかったんだろう?」と考えるようにしています。授業にのらない子どもが悪いのではなく、のれない授業を組み立ててしまったのが悪いと考えるようにしているのです。
今、2年生は「長さ」の単元で、「定規で線を引く」練習を一生懸命しています。手先が不器用なのでとっても下手ですが、実は「誤差±1mm」で書かないといけないので、「無理だよ、できないよ」と涙を浮かべて放り投げそうになるのを、なだめたりすかしたり、ほめたり励ましたりしながらがんばらせています。怒鳴ってできるようになるなら楽かもしれませんが元々できないんだから無理ですし、怒鳴らないとしない子になる、ということも考えられますものね。
「どうやったら子どもが練習したくなるか」を考えて、ゲーム形式にしてみたり、プリントが完成すると絵が浮かび上がるようにしてみたり、列ごとに黒板で挑戦させたり、いろいろやってみています。やらない子を叱るのではなくて、やりたくなるように何か仕掛けをしてみたらどうでしょう?
あと、高校では「静かな授業」=「いい授業」が当たり前なのかもしれませんが、私は「静かな授業」=「いい授業」ではないと思います。子ども達が「聞く」以外の活動ができるような授業の工夫があっていいんじゃないでしょうか。教科書を読む、でも、黒板に書く、でもいいと思います。自分が高校の頃、先生が一方的に喋ってる時って、別のこと考えたりしてませんでした?(私は友達に手紙書いてました(^^ゞ)
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そうそう、私が高校に入学してすぐ、びっくりしたのが、担任の先生が私達に敬語を使って話すことでした。その先生はご自分のことを「先生は」とは言わず、「私は」と言っていました。はじめのホームルームで、先生から次のようなことを言われました。
「あなた方は、自分からこの学校を選んで入学してきました。義務教育ではありませんから、あなた方が勉強しようとしまいと自由です。この学校のやり方が合わないと思ったら、やめていただいてかまいません。ですが、できれば、月謝を払っている分、いや、それ以上にがんばって勉強して、自分を成長させて欲しいと思っています」
一人前として扱ってもらっていることは嬉しかったけれど、自分の責任―――勉強しない、できないことをもう学校や先生のせいにはできない―――ということを重く感じたのを覚えています。
子ども達によっては、あと2年ほどで社会人として生きていかなければならない子もいると思います。その準備をしなければならない高校時代に、授業中遊んでいる子はまだ「子ども」から抜け切れていないんじゃないかな、それはまわりが(親や先生が)子ども扱いしてしまっているから、それでいいと思ってるんじゃないかなという気がしました。
どんな社会人に育てたいか、そのために学校では何を教えるか、そういう見通しを持っておくのも大事かなと思います。
…‥‥・*・‥‥……‥‥・*・‥‥…‥‥・*・‥‥……
高校の内情がよくわからないのに、勝手なことを書いてしまいました。
「教師として」の心構えみたいなのは同じかな、と思ったので。どうでしょうか。(^-^)
===== コメント =====
■ありがとうございます
まさしくそのとおりだと思いました。最近、その気持ち忘れてましたね(><) んで、午後の授業にさっそく取り入れてみました。少しではありますが反応良かったです♪
詳しくはブログにあとで記入しますが本当にありがとうございます。 嬉しいですね。まだまだ未熟ですが生徒にしたら先生に変わりはないわけですし。
本も購入したいと思います。
学校講師の奮闘日記 (2006-06-13 18:50:49)
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私とブログについて
小学校の教諭をしていましたが、2012年に退職しました。
定年じゃないですよっ!
ヾ(@°▽°@)ノ
今は、教育とは全く関わりのない生活を送っています。
ここに書かれている教員生活は過去のことですが、 今、先生として頑張っていらっしゃる方々の 何かしらのヒントになればと思って、 そのまま置いておくことにしました。
大変な毎日だと思いますが、まずは自分自身を大切に、 自分のできる範囲で頑張って下さいね!
応援しています。
定年じゃないですよっ!
ヾ(@°▽°@)ノ
今は、教育とは全く関わりのない生活を送っています。
ここに書かれている教員生活は過去のことですが、 今、先生として頑張っていらっしゃる方々の 何かしらのヒントになればと思って、 そのまま置いておくことにしました。
大変な毎日だと思いますが、まずは自分自身を大切に、 自分のできる範囲で頑張って下さいね!
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