小学校の子ども達のことや、学校の様子を振り返って & おすすめの本、趣味の話など…まあ、適当に。
(2022.6.14ここに引っ越してきました)
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昨年度末に「かわいそうな初任者さん。 」を書きましたが、今年度はその初任者の一人が近くの席になったので、この一年間で鍛えてさしあげようと思っています。
…といっても、ガミガミ叱るんじゃなくて、納得させて、自分から努力するように仕向けたいのよね。だから、こっちが先に「彼がどこでつまずきそうか」を予測して、先手を打つように心がけています。ただ、私は同じ学年でなくて専科なので、原則は学年の先生がフォローするのがいいよね。
だから、学年の先生が何か仕事してる時に「1組の先生が○○の書類を作ってるけど、先生もう作った?」とか、「2組の先生が教材を取りに教具室に行ってたから、一緒に行って、ついでに授業の進め方を聞いてくれば?」みたいに、学年の中で話をするように声をかけてます。
たまには、近くで、「あー!あの書類まだ書いてない!先生もう書いた?」と、締切よりだいぶ早めに話を持って行きます。「あ、僕もまだです」「じゃ、急ぎの仕事がなかったら今日中に終わらせて帰ろう!」とさせてもいいし、「もう書きましたよ」「うわ、早いねー!さすが!」とおだててもいいと思います。
私は彼の学級に授業に入るので、「先生のクラスの子、よく挨拶するね」とか、「先生のこの発問は子どもが食いついてきたね、良かったよ」とか、「あの掲示物、工夫してるね、どうやって作ったの」とか、できるだけいいところを伝えるようにしています。
直して欲しいところは、「ここやっておくよ」とか、「一緒に掃除しよう」とか、こちらが先に動くようにします。彼の行動で変えて欲しい場合は「こうするともっと良くなると思うよ」とか、「私はこうしたら良くなったけど、何か工夫してみたら」とか、こちらの意見を押しつけないように気を付けます。
一番気を付けないといけないのは、子どもの前では対等の教師同士であるということです。彼はとても礼儀正しいし、見た目もとても若いですから、もうそれだけで子どもからは「オバサンとお兄ちゃん」の関係で見えてしまいますよね。そこで私に少しでも指導的言動があれば、子どもは彼を担任として未熟であると思ってしまうかもしれません。それだけは絶対に避けなければなりませんね。よく保護者に「子どもの前で先生の悪口を言わないで」と言いますが、子どもが自分の担任を信頼するためには、私達教師も子ども達の前では彼に対等に接しなければならないのだと思います。
授業中に補足した方がいいと思われる場合は、できるだけ彼の指導をつなぐ形で入るように心がけています。明らかに違っている場合でも、「先生はうっかりまちがえただけなんだね」と子ども達が思うような声のかけ方を工夫しています。これがけっこう、子ども達同士であっても間違いを咎めない雰囲気を作るのに役立っているようです。
彼は、昨年度何であんなに怒鳴られていたのかと思うくらい、とってもいい学級作りができていますよ。それに、何だか昨年度よりも彼が笑顔でいるような気がします。それって、子どもや保護者にもいいですよねー。
まだまだ1学期ですけど、これからもがんばるぞー。(^-^)
===== コメント =====
■記事を読んでは考えさせられています。
こんにちは^^
以前も違う名前で数回コメントさせていただいていた者です。
私も今年度からの初任者(講師)で、周りの先生方にいろいろと聞いて教えていただいてはいるのですが・・・
単学級で、教員が少ない上に、先輩の先生方も20代後半の方が多いので、迷惑をかけそうであまりたくさんのことは聞けずにいます。
この記事を読んで、みっぴさんのような方がいてくれたら、どんなに救われるだろうなぁと、羨ましく思ってしまいました。
そうは言っても、子どもにとってみれば新人でもベテラン先生でも「担任」という立場は変わらないわけですから、弱音なんて吐いてないで、自分ができる最大限の努力をしていかなきゃですね!
みっぴさんの日記を読んでいろいろと勉強させていただいておりますので、今後も宜しくお願いいたします。
7 (2006-07-15 17:42:56)
■いらっしゃいませ。
7さん、こんにちは。7さんもブログをしていらっしゃるのでしょうか?ブログのURLは別に書かなくて構いませんが、できればここに来た時だけでもハンドルネームは固定していただけるとありがたいです。知らずに同じことを何度も書いてしまったりするかもしれませんし。よろしくお願いしますね。(^-^)
「迷惑をかけそうで…」とのことですが、ぜひまわりの先生にどんどん尋ねてくださいね。失礼な言い方になるかもしれませんが、尋ねないでやったことで、かえってまわりの先生方に迷惑をかける結果になってしまうことがあるかもしれません。若いうちは知らないことがあって当たり前ですが、年月を重ねるほど知らないことは恥ずかしいことになります。今のうち!と思ってがんばりましょう。
2年目くんは、今日は同学年の先生が初任の頃の話をしていたら「僕はその頃中学生でした」とか口を滑らせて、顰蹙を買っていましたよ。(^^ゞ
みっぴ@管理人 (2006-07-26 21:30:38)
…といっても、ガミガミ叱るんじゃなくて、納得させて、自分から努力するように仕向けたいのよね。だから、こっちが先に「彼がどこでつまずきそうか」を予測して、先手を打つように心がけています。ただ、私は同じ学年でなくて専科なので、原則は学年の先生がフォローするのがいいよね。
だから、学年の先生が何か仕事してる時に「1組の先生が○○の書類を作ってるけど、先生もう作った?」とか、「2組の先生が教材を取りに教具室に行ってたから、一緒に行って、ついでに授業の進め方を聞いてくれば?」みたいに、学年の中で話をするように声をかけてます。
たまには、近くで、「あー!あの書類まだ書いてない!先生もう書いた?」と、締切よりだいぶ早めに話を持って行きます。「あ、僕もまだです」「じゃ、急ぎの仕事がなかったら今日中に終わらせて帰ろう!」とさせてもいいし、「もう書きましたよ」「うわ、早いねー!さすが!」とおだててもいいと思います。
私は彼の学級に授業に入るので、「先生のクラスの子、よく挨拶するね」とか、「先生のこの発問は子どもが食いついてきたね、良かったよ」とか、「あの掲示物、工夫してるね、どうやって作ったの」とか、できるだけいいところを伝えるようにしています。
直して欲しいところは、「ここやっておくよ」とか、「一緒に掃除しよう」とか、こちらが先に動くようにします。彼の行動で変えて欲しい場合は「こうするともっと良くなると思うよ」とか、「私はこうしたら良くなったけど、何か工夫してみたら」とか、こちらの意見を押しつけないように気を付けます。
一番気を付けないといけないのは、子どもの前では対等の教師同士であるということです。彼はとても礼儀正しいし、見た目もとても若いですから、もうそれだけで子どもからは「オバサンとお兄ちゃん」の関係で見えてしまいますよね。そこで私に少しでも指導的言動があれば、子どもは彼を担任として未熟であると思ってしまうかもしれません。それだけは絶対に避けなければなりませんね。よく保護者に「子どもの前で先生の悪口を言わないで」と言いますが、子どもが自分の担任を信頼するためには、私達教師も子ども達の前では彼に対等に接しなければならないのだと思います。
授業中に補足した方がいいと思われる場合は、できるだけ彼の指導をつなぐ形で入るように心がけています。明らかに違っている場合でも、「先生はうっかりまちがえただけなんだね」と子ども達が思うような声のかけ方を工夫しています。これがけっこう、子ども達同士であっても間違いを咎めない雰囲気を作るのに役立っているようです。
彼は、昨年度何であんなに怒鳴られていたのかと思うくらい、とってもいい学級作りができていますよ。それに、何だか昨年度よりも彼が笑顔でいるような気がします。それって、子どもや保護者にもいいですよねー。
まだまだ1学期ですけど、これからもがんばるぞー。(^-^)
===== コメント =====
■記事を読んでは考えさせられています。
こんにちは^^
以前も違う名前で数回コメントさせていただいていた者です。
私も今年度からの初任者(講師)で、周りの先生方にいろいろと聞いて教えていただいてはいるのですが・・・
単学級で、教員が少ない上に、先輩の先生方も20代後半の方が多いので、迷惑をかけそうであまりたくさんのことは聞けずにいます。
この記事を読んで、みっぴさんのような方がいてくれたら、どんなに救われるだろうなぁと、羨ましく思ってしまいました。
そうは言っても、子どもにとってみれば新人でもベテラン先生でも「担任」という立場は変わらないわけですから、弱音なんて吐いてないで、自分ができる最大限の努力をしていかなきゃですね!
みっぴさんの日記を読んでいろいろと勉強させていただいておりますので、今後も宜しくお願いいたします。
7 (2006-07-15 17:42:56)
■いらっしゃいませ。
7さん、こんにちは。7さんもブログをしていらっしゃるのでしょうか?ブログのURLは別に書かなくて構いませんが、できればここに来た時だけでもハンドルネームは固定していただけるとありがたいです。知らずに同じことを何度も書いてしまったりするかもしれませんし。よろしくお願いしますね。(^-^)
「迷惑をかけそうで…」とのことですが、ぜひまわりの先生にどんどん尋ねてくださいね。失礼な言い方になるかもしれませんが、尋ねないでやったことで、かえってまわりの先生方に迷惑をかける結果になってしまうことがあるかもしれません。若いうちは知らないことがあって当たり前ですが、年月を重ねるほど知らないことは恥ずかしいことになります。今のうち!と思ってがんばりましょう。
2年目くんは、今日は同学年の先生が初任の頃の話をしていたら「僕はその頃中学生でした」とか口を滑らせて、顰蹙を買っていましたよ。(^^ゞ
みっぴ@管理人 (2006-07-26 21:30:38)
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私とブログについて
小学校の教諭をしていましたが、2012年に退職しました。
定年じゃないですよっ!
ヾ(@°▽°@)ノ
今は、教育とは全く関わりのない生活を送っています。
ここに書かれている教員生活は過去のことですが、 今、先生として頑張っていらっしゃる方々の 何かしらのヒントになればと思って、 そのまま置いておくことにしました。
大変な毎日だと思いますが、まずは自分自身を大切に、 自分のできる範囲で頑張って下さいね!
応援しています。
定年じゃないですよっ!
ヾ(@°▽°@)ノ
今は、教育とは全く関わりのない生活を送っています。
ここに書かれている教員生活は過去のことですが、 今、先生として頑張っていらっしゃる方々の 何かしらのヒントになればと思って、 そのまま置いておくことにしました。
大変な毎日だと思いますが、まずは自分自身を大切に、 自分のできる範囲で頑張って下さいね!
応援しています。
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