小学校の子ども達のことや、学校の様子を振り返って & おすすめの本、趣味の話など…まあ、適当に。
(2022.6.14ここに引っ越してきました)
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はじろさんのブログ記事「あえて物議を。ノートするということについて。 」にコメントしようとしたら、1000文字を超えてしまったので、トラックバックにします。
−*−*−*−*−*−*−*−
やはりはじろさんはご存知でいらしたんですね。
>提唱者の先生のノートの使わせ方がそうではなさそうだ、とわかっているがために、
>記事では名前を挙げなかったのです。
すごい!ここまで見取れている方はなかなかいらっしゃいませんよ。教師であっても、間違った認識で向山式を批判する方がいらっしゃるようですし。
「まちがえていた問題は、消しゴムで消さずに×をして別のところにやり直す」
「筆算や補助計算は大きく書く」
「ノートは鉛筆で、強調は赤鉛筆で」
こういった指導は特に、算数で、低位の子に無駄な労力を負わせないために考えられているものですが、同時に、学級を指導していく上で重要な意味を持つので、頻繁に紹介されるのでしょう。
私は一年担任ですが、先日算数で筒の形を学習した際、筒の形をしたものを考えてノートにどんどん書いていくという活動をしました。
後でノートに書いたのを発表するのですが、「自分が書いていたものを友達が発表したら○をつけ、書いていなかったら隣に新しく書き足す」として発表させ、ノートに記録させていきました。
一年生でも、○がついてないのを見つけて発表すればいいことがわかり、一生懸命ノートを見たりメモしたりしながら手を挙げていました。
3年生位だと、社会などで調べた事を記録し、そこから自分の考えを作り出して発表原稿にまとめたりしますので、この場合ノートは殆ど「資料」ですね。
「正しく、きれいに、決まりどおりに書く」ことと、「自分の考えを自分が理解しやすいように書く」ことは、次元が違うようにも思えますが、私は国語と算数のように、低学年から同時に積み重ねていくものだと思います。
「討論での意見が極端に出ない」というのは、一人一人が大切にされる学級になっていないのではないかとも考えられます。担任の先生に、討論の「あるべき姿」が見えていないのかもしれません。以前、高学年なのに何でもすぐ多数決を取ろうとするので、呆れて多数決禁止にしたこともあります。それまでの先生が話し合いの仕方を教えていなかった(というか、知らなかった)んでしょう。
>先生の満足するレベルにちびっこが達することが目標になってしまう
まさにそうですね。教師は、ノートをきれいに書くことをめざすのではなく、子どものめざす姿をしっかり描いて、そこに子どもを引き上げていくためのノート指導なり、話し合い指導なりをすべきですよね。
また、記事の更新を楽しみにしています。
===== コメント =====
■トラックバックありがとうございます。
こちらでは、はじめまして。
コメントありがとうございます。
TOSSのことは存じております。本当に、熱心な先生の中で実践例が多いのですが、提唱者の先生の求めるレベルが高すぎるのか、そこに達することに目標を定めていらっしゃる、そんな先生に、私のちびっこたちが当たってしまうようです。
また、TOSSの先生であるかどうかは関係なく、「討論が激しくなるように誘導することは、ちびっこの自主性を奪うことだ」と考えている先生もおいでだったりしますので、悩みは深くなります。
またこちらへもいらしてください。
それでは。
hajiro (2006-01-18 06:32:24)
■へぇ・・・
教師の自由性って
失われてきたと思ったのに
(傲慢な保護者のせいで)
色々あるんですねぇテクニックが
勉強になりましたm(__)m
ついでに宣伝しちゃいます(ぇ
明日の、ブログ、恐らく穴だらけです。
もし、気になる点があったら
遠慮なくツッコミ入れて下さい♪
(コレ削除されても文句は言いませんので・念のため)
坊 (2006-01-20 23:42:02)
■コメントありがとうございます
hajiroさん、坊さん、こちらにおいで下さってありがとうございます。
"小学校教師"稼業もけっこういろいろあります。ここは「はけ口」ですので、「何でもアリ」ですよ。遠慮なくいろいろ仰って下さいね。
「先生」って、井の中の蛙的なところがありますので、ブログでいろんな方の意見を見ることができるのがありがたいです。
今後とも御贔屓に。(^-^)
みっぴ@管理人 (2006-01-23 21:35:07)
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やはりはじろさんはご存知でいらしたんですね。
>提唱者の先生のノートの使わせ方がそうではなさそうだ、とわかっているがために、
>記事では名前を挙げなかったのです。
すごい!ここまで見取れている方はなかなかいらっしゃいませんよ。教師であっても、間違った認識で向山式を批判する方がいらっしゃるようですし。
「まちがえていた問題は、消しゴムで消さずに×をして別のところにやり直す」
「筆算や補助計算は大きく書く」
「ノートは鉛筆で、強調は赤鉛筆で」
こういった指導は特に、算数で、低位の子に無駄な労力を負わせないために考えられているものですが、同時に、学級を指導していく上で重要な意味を持つので、頻繁に紹介されるのでしょう。
私は一年担任ですが、先日算数で筒の形を学習した際、筒の形をしたものを考えてノートにどんどん書いていくという活動をしました。
後でノートに書いたのを発表するのですが、「自分が書いていたものを友達が発表したら○をつけ、書いていなかったら隣に新しく書き足す」として発表させ、ノートに記録させていきました。
一年生でも、○がついてないのを見つけて発表すればいいことがわかり、一生懸命ノートを見たりメモしたりしながら手を挙げていました。
3年生位だと、社会などで調べた事を記録し、そこから自分の考えを作り出して発表原稿にまとめたりしますので、この場合ノートは殆ど「資料」ですね。
「正しく、きれいに、決まりどおりに書く」ことと、「自分の考えを自分が理解しやすいように書く」ことは、次元が違うようにも思えますが、私は国語と算数のように、低学年から同時に積み重ねていくものだと思います。
「討論での意見が極端に出ない」というのは、一人一人が大切にされる学級になっていないのではないかとも考えられます。担任の先生に、討論の「あるべき姿」が見えていないのかもしれません。以前、高学年なのに何でもすぐ多数決を取ろうとするので、呆れて多数決禁止にしたこともあります。それまでの先生が話し合いの仕方を教えていなかった(というか、知らなかった)んでしょう。
>先生の満足するレベルにちびっこが達することが目標になってしまう
まさにそうですね。教師は、ノートをきれいに書くことをめざすのではなく、子どものめざす姿をしっかり描いて、そこに子どもを引き上げていくためのノート指導なり、話し合い指導なりをすべきですよね。
また、記事の更新を楽しみにしています。
===== コメント =====
■トラックバックありがとうございます。
こちらでは、はじめまして。
コメントありがとうございます。
TOSSのことは存じております。本当に、熱心な先生の中で実践例が多いのですが、提唱者の先生の求めるレベルが高すぎるのか、そこに達することに目標を定めていらっしゃる、そんな先生に、私のちびっこたちが当たってしまうようです。
また、TOSSの先生であるかどうかは関係なく、「討論が激しくなるように誘導することは、ちびっこの自主性を奪うことだ」と考えている先生もおいでだったりしますので、悩みは深くなります。
またこちらへもいらしてください。
それでは。
hajiro (2006-01-18 06:32:24)
■へぇ・・・
教師の自由性って
失われてきたと思ったのに
(傲慢な保護者のせいで)
色々あるんですねぇテクニックが
勉強になりましたm(__)m
ついでに宣伝しちゃいます(ぇ
明日の、ブログ、恐らく穴だらけです。
もし、気になる点があったら
遠慮なくツッコミ入れて下さい♪
(コレ削除されても文句は言いませんので・念のため)
坊 (2006-01-20 23:42:02)
■コメントありがとうございます
hajiroさん、坊さん、こちらにおいで下さってありがとうございます。
"小学校教師"稼業もけっこういろいろあります。ここは「はけ口」ですので、「何でもアリ」ですよ。遠慮なくいろいろ仰って下さいね。
「先生」って、井の中の蛙的なところがありますので、ブログでいろんな方の意見を見ることができるのがありがたいです。
今後とも御贔屓に。(^-^)
みっぴ@管理人 (2006-01-23 21:35:07)
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私とブログについて
小学校の教諭をしていましたが、2012年に退職しました。
定年じゃないですよっ!
ヾ(@°▽°@)ノ
今は、教育とは全く関わりのない生活を送っています。
ここに書かれている教員生活は過去のことですが、 今、先生として頑張っていらっしゃる方々の 何かしらのヒントになればと思って、 そのまま置いておくことにしました。
大変な毎日だと思いますが、まずは自分自身を大切に、 自分のできる範囲で頑張って下さいね!
応援しています。
定年じゃないですよっ!
ヾ(@°▽°@)ノ
今は、教育とは全く関わりのない生活を送っています。
ここに書かれている教員生活は過去のことですが、 今、先生として頑張っていらっしゃる方々の 何かしらのヒントになればと思って、 そのまま置いておくことにしました。
大変な毎日だと思いますが、まずは自分自身を大切に、 自分のできる範囲で頑張って下さいね!
応援しています。
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