卒業証書授与式がありました。
インフルエンザのおかげで、式の練習も準備も卒業制作なんかも時間のない状態で、よくこれだけの式ができたもんだと思いました。５年・６年の先生方の日頃からの指導のたまものでしょう。

…なんて、学級通信ならこの程度なんでしょうが、ブログですから（￣ー￣）

◆式の数日前に、どこの学校も「総合練習」というのがあります。始めから終わりまで一度通してみて、うまくいくかチェックするというものです。

練習の後、反省会がありますが…何のための反省会でしょうか？

どうも、大多数の先生が「子どもがちゃんとできたか」を反省してるみたいですが、（確かにそういう視点も必要ですが）だいたい、あと１・２回しか練習できない数日前に子どもに指導して、そうそう変わりますか？指導を行き届かせるには、それなりの練習期間が必要なことは先生方ならおわかりでしょう？子どもは、総合練習までに完璧にしておかなきゃいけないんです。

私だけの考えかもしれませんが、総合練習は、先生方の動線や、音楽のタイミング、式にかかる時間、そういったものをチェックする場だと思うんです。

それなのに…。
子どもの呼びかけや歌が全然できあがってない。

この辺りの小学校はだいたい、送辞や答辞の代わりに、学年全体で呼びかけ＆歌をします。だから、呼びかけの一人一人の声が保護者に聞こえないと話にならない。総合練習の後はほんの何回かしか練習ができないのに、総合練習で声が全然出てないんだからがっくりです。ピアノも子どもが弾くようになってるのに、歌から遅れまくってるし…。(´ヘ｀;)ハァ

「この学年は本番に強いから」とか気休めを言ってる人もいましたけど、練習でできないことが本番でできるわけないと思うし、本番でできるんなら、練習でもやればできるはずじゃないですか。ということは、練習を本気でやってないってことでしょ？

つまり、卒業生としての自覚が足りないってこと。
それは子どもの所為でなく、暗示を掛けきれない担任達に責任の大部分があると思う。
６年の担任達、子どもを叱ったり、はっぱをかけたりすることは多かったんですけど、全体を褒めたり、励ましたりというところをほとんど見なかった。なんか、６年全体が、先生達の顔色を伺いながら動いていた感じがする。

おまけに、先生方。
▲インフルエンザで休みが多いのに子どもの呼名にかかる時間が昨年度と同じなのをおかしいと思わない。そのままじゃ本番で時間オーバーするじゃないですか。子どもの立ち位置を変更しなきゃでしょ？当日も立ち位置は同じで、結局時間オーバー。
▲本番では言えないのに平気でドアに向かって「６年生、準備できた？」などと大声を出して確認している。当日どうやって確認するつもりなんですか。

まだたくさんあるけど、ここに書くと学校がバレそうなんで×。
結局、反省会は反省会の体をなさず…。

本番の歌は、それなりに本気を出してくれたのでまあまあでした。
呼びかけは…体調が悪かったんだということにしておこう。

ところが、みっぴさんのがっくりは、式の後も続くのであった…。