社会のスーパー見学に行ったにも関わらず、な〜んも見ていないお子ちゃま達。「○○が安かったです」「○○がたくさん売れるそうです」あんた達、何を見に行ったのよ!!…ま〜ったく。スーパーの工夫を調べに行ったんでしょうに。で、今日２時間かけてお子ちゃま達の根性を叩き直しました。

　「お魚が新鮮だから買いに来るとお客さんが言っていました」で？スーパーの工夫は？「…」何で新鮮だって分かるの？「店長さんが、新鮮だからその日のうちに食べて下さいって言ってました」それは買ってからお客さんがすることでしょ？スーパーの人が何をしてるからお魚が新鮮なの？「…(O.O;)(oo;)」誰か話を聞いてきてたでしょ？「…？」○班！「（ひそひそ）ひょっとして、これ…？」あなた達、聞いてきてたでしょ？「え…っと、時間がたつと新しいのをまた出して並べて、時間がたったのは片づけるそうです」「え、うそぉ！」それだよ！お店の人が何をしているから新鮮さが保てるのか、それを考えて見て来なきゃ。

　やっとこさお子ちゃまも目の付け所が分かったみたいで、それまでは「品物がたくさんありました」「試食がありました」程度だったのだけど、「品物が取りやすいように、棚の下が広くなっていました」「広告の品が売り切れたりしてないか、見て回っているそうです」「お客さんがすぐ料理できるように、味をつけたりパン粉をつけたりしたお肉を売っています」など、お客さんのことを考えて工夫しているところを思い出してくれました。あーよかった。

　職員室でこのことを話したら、他のクラスの先生曰く、「まだ３年生だからそこまでできなくても…。」ヽ(。_゜)ノ ヘッ？それじゃーあれかい？スーパーに行って、あれが安かった、これが「たくさん」売れる、スーパーの人は「いろいろ」していた、とても楽しかったです、って、それでいいっていうのかい？

　それじゃ高学年で困るだろ…ってよく考えたらうちの６年、こんな奴ばっかりだった。う〜〜ん、このまま育ったわけね。話し合いに深みがないわけがこんな所にあったとは。もうちょっと鍛えてくれよぉ。 (ノ_・、)くすん。いーんだ。うちのクラスだけ鍛えてやるっ！