小学校の子ども達のことや、学校の様子を振り返って & おすすめの本、趣味の話など…まあ、適当に。
(2022.6.14ここに引っ越してきました)
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今感じていることをつらつらと書きます。
◆特別な事例ではない、と思う。
相手の児童が死んでしまった事件は初めてかもしれないが、先生が殺された事件がすでにあるし、怪我を負わせただけなら過去にたくさんあった。マスコミが「前例がない」ように言うのはどうかと思うぞ。
原因の一つにチャット等の話のこじれがあるらしいけど、これだって以前からずっとネット内では起きていることで、今までそれほど重要視されていなかっただけだし。
◆特別な事例ではない、と思う。
相手の児童が死んでしまった事件は初めてかもしれないが、先生が殺された事件がすでにあるし、怪我を負わせただけなら過去にたくさんあった。マスコミが「前例がない」ように言うのはどうかと思うぞ。
原因の一つにチャット等の話のこじれがあるらしいけど、これだって以前からずっとネット内では起きていることで、今までそれほど重要視されていなかっただけだし。
◆お父さんが新聞記者だったこと。
「(記者会見は)正直言ってできる状況ではないし、したくないと思ったが、こういう仕事をしていて当然、逆の立場ならお願いするわけで、お答えしなければならないと思った。」
お父さんのこの言葉を、マスコミの方々はよく考えてほしいと思う。被害者の家族が一番ショックを受けているところに無神経に取材に行く記者達に考えて欲しい。
このお父さんが取材に応じたのは、自分が同業で記者の立場が分かるからですよね。記者は被害者にならない限り被害者の気持ちは分からないとか、わからなくていい訳じゃないでしょ。そこを考えて取材して欲しい。安易に「今のお気持ちは」とかマイク突きつけてる奴を見ると「発問100個考えて出直してこい」と思っちゃう。
◆学校だけの責任か
事件のあった学校に毎日電話がかかるそうです。誰が、何のためにしているんでしょうか。取材のお願いとかなら、事件が起きたわけだし仕方ないかもしれない。でも、学校の責任を問う電話とかがかかるそうで、そんなもの電話してどうするんだ。仮に保護者だとして、他の保護者がみんな学校に電話してきていいのか?そういう電話のために通常の電話はかからなくなるし、先生方の仕事は中断されてしまうし、「あなたが電話するから学校の教育活動がストップするんですよ」と言いたい。うちの学校にも妙な電話よくかかってきます。まったく。
担任の先生はじめ、学校の先生方、今一番つらい状況にあると思う。(加害者の親は当然つらい状況だからそれはおいといて)子ども達の心のケアはもちろん大切だけれど、先生方の心に傷を付けているのはおそらく、事件そのものではなくて、その後の周囲(社会)の対応だと思うのね。状況を聞く度、「うちでもそこまで子どもを管理するのは無理だ」「子どもは、特に高学年は学校では表の顔しか見せない、裏の顔までどうやって理解しろと言うんだ」と思ってしまう。
あちこちで「カッターナイフを禁止すれば済む問題ではない」という声が聞かれるのはありがたいのだけれど、誰かが何かすれば防げる問題ではないと思う。現にあちこちで類似した事件は起きていたのだから。社会のあり方が変わってきたのだから、今までと同じ考えが通用するのではない、と考えて欲しい。何でもかんでも学校に指導させれば済むと思ってるふしがありません?
家でインターネットに接続して放っておいて、何で学校がインターネットの危険性について教えなきゃいけないのか。ぞうきんの絞り方、服のたたみ方、縄跳びの縄の結び方、プリントの折り方…10年前にはできない子がいることすら考えなかったこれらの事を、いちいち学校で教えていかないとできない子ども達。学校の先生の仕事は、どんどん「増やされて」いると思います。どうして、何でも学校に持ってくるの?他に誰も教えてあげる人はいないの?
◆大人はもう少し勉強しようよ。
あらためて周りの大人を見る。ネットどころか、パソコン・ワープロで書類を作ることを未だに嫌っている人、「子どもの方がパソコンは上手だから」と、子どもに何でも任せてしまっている人、自分の携帯で写真が撮れることを知らずに子どもに持たせている人、「にちゃんねるって何?」という人、「学校のパソコン教室のパソコンはどこの会社のですか、子どもに同じのを買いたいので」という人…親も、教師も、子どものために少しは勉強しようよ。
===========================================
以前いただいたコメント
「同感!!」
みっぴさん なるとさん ご無沙汰してます!
佐世保の事件はネットで語るのがちょっと怖くて
自分の日記にちょこっとだけ書きました。が!
やっぱりおんなじ事考えてるなぁと。
現場と世間は感覚違うと思うけど
あまりにも指摘がずれてると
何考えてんのかなぁ?と思う。
でも池田小の時と違って
今回はうちの学校に
クレームは来なかった。
家にも責任があるというのが
だんだん分かってきたのか?
Posted by:ぴょん at 2004年07月06日(火) 20:52
「おぉ!コメント発見。」
なるとさん、ありがと。
本当に難しいね。
せめて教師は情報に踊らされないように、と思います。ハイ。
Posted by:みっぴ at 2004年06月06日(日) 15:07
「あれ?」
なんだか,おかしいな,うまく入れられません。
なんでだろ?
Posted by:なると。 at 2004年06月05日(土) 21:41
「同感〜。」
コメント,使ってみました。≧(´▽`)≦
気づいてもらえるかな?
みっぴさんの意見にすごーく同感。
なんだかね,うん,本当に難しい世の中だなって思ってしまいます。
Posted by:なると。 at 2004年06月05日(土) 21:40
「(記者会見は)正直言ってできる状況ではないし、したくないと思ったが、こういう仕事をしていて当然、逆の立場ならお願いするわけで、お答えしなければならないと思った。」
お父さんのこの言葉を、マスコミの方々はよく考えてほしいと思う。被害者の家族が一番ショックを受けているところに無神経に取材に行く記者達に考えて欲しい。
このお父さんが取材に応じたのは、自分が同業で記者の立場が分かるからですよね。記者は被害者にならない限り被害者の気持ちは分からないとか、わからなくていい訳じゃないでしょ。そこを考えて取材して欲しい。安易に「今のお気持ちは」とかマイク突きつけてる奴を見ると「発問100個考えて出直してこい」と思っちゃう。
◆学校だけの責任か
事件のあった学校に毎日電話がかかるそうです。誰が、何のためにしているんでしょうか。取材のお願いとかなら、事件が起きたわけだし仕方ないかもしれない。でも、学校の責任を問う電話とかがかかるそうで、そんなもの電話してどうするんだ。仮に保護者だとして、他の保護者がみんな学校に電話してきていいのか?そういう電話のために通常の電話はかからなくなるし、先生方の仕事は中断されてしまうし、「あなたが電話するから学校の教育活動がストップするんですよ」と言いたい。うちの学校にも妙な電話よくかかってきます。まったく。
担任の先生はじめ、学校の先生方、今一番つらい状況にあると思う。(加害者の親は当然つらい状況だからそれはおいといて)子ども達の心のケアはもちろん大切だけれど、先生方の心に傷を付けているのはおそらく、事件そのものではなくて、その後の周囲(社会)の対応だと思うのね。状況を聞く度、「うちでもそこまで子どもを管理するのは無理だ」「子どもは、特に高学年は学校では表の顔しか見せない、裏の顔までどうやって理解しろと言うんだ」と思ってしまう。
あちこちで「カッターナイフを禁止すれば済む問題ではない」という声が聞かれるのはありがたいのだけれど、誰かが何かすれば防げる問題ではないと思う。現にあちこちで類似した事件は起きていたのだから。社会のあり方が変わってきたのだから、今までと同じ考えが通用するのではない、と考えて欲しい。何でもかんでも学校に指導させれば済むと思ってるふしがありません?
家でインターネットに接続して放っておいて、何で学校がインターネットの危険性について教えなきゃいけないのか。ぞうきんの絞り方、服のたたみ方、縄跳びの縄の結び方、プリントの折り方…10年前にはできない子がいることすら考えなかったこれらの事を、いちいち学校で教えていかないとできない子ども達。学校の先生の仕事は、どんどん「増やされて」いると思います。どうして、何でも学校に持ってくるの?他に誰も教えてあげる人はいないの?
◆大人はもう少し勉強しようよ。
あらためて周りの大人を見る。ネットどころか、パソコン・ワープロで書類を作ることを未だに嫌っている人、「子どもの方がパソコンは上手だから」と、子どもに何でも任せてしまっている人、自分の携帯で写真が撮れることを知らずに子どもに持たせている人、「にちゃんねるって何?」という人、「学校のパソコン教室のパソコンはどこの会社のですか、子どもに同じのを買いたいので」という人…親も、教師も、子どものために少しは勉強しようよ。
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以前いただいたコメント
「同感!!」
みっぴさん なるとさん ご無沙汰してます!
佐世保の事件はネットで語るのがちょっと怖くて
自分の日記にちょこっとだけ書きました。が!
やっぱりおんなじ事考えてるなぁと。
現場と世間は感覚違うと思うけど
あまりにも指摘がずれてると
何考えてんのかなぁ?と思う。
でも池田小の時と違って
今回はうちの学校に
クレームは来なかった。
家にも責任があるというのが
だんだん分かってきたのか?
Posted by:ぴょん at 2004年07月06日(火) 20:52
「おぉ!コメント発見。」
なるとさん、ありがと。
本当に難しいね。
せめて教師は情報に踊らされないように、と思います。ハイ。
Posted by:みっぴ at 2004年06月06日(日) 15:07
「あれ?」
なんだか,おかしいな,うまく入れられません。
なんでだろ?
Posted by:なると。 at 2004年06月05日(土) 21:41
「同感〜。」
コメント,使ってみました。≧(´▽`)≦
気づいてもらえるかな?
みっぴさんの意見にすごーく同感。
なんだかね,うん,本当に難しい世の中だなって思ってしまいます。
Posted by:なると。 at 2004年06月05日(土) 21:40
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私とブログについて
小学校の教諭をしていましたが、2012年に退職しました。
定年じゃないですよっ!
ヾ(@°▽°@)ノ
今は、教育とは全く関わりのない生活を送っています。
ここに書かれている教員生活は過去のことですが、 今、先生として頑張っていらっしゃる方々の 何かしらのヒントになればと思って、 そのまま置いておくことにしました。
大変な毎日だと思いますが、まずは自分自身を大切に、 自分のできる範囲で頑張って下さいね!
応援しています。
定年じゃないですよっ!
ヾ(@°▽°@)ノ
今は、教育とは全く関わりのない生活を送っています。
ここに書かれている教員生活は過去のことですが、 今、先生として頑張っていらっしゃる方々の 何かしらのヒントになればと思って、 そのまま置いておくことにしました。
大変な毎日だと思いますが、まずは自分自身を大切に、 自分のできる範囲で頑張って下さいね!
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