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小学校の子ども達のことや、学校の様子を振り返って & おすすめの本、趣味の話など…まあ、適当に。 (2022.6.14ここに引っ越してきました)
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昨日だったか、イラクで人質になった人が記者会見で、"自分は正しいと思うことをした結果拘束されたので、そのことについて周囲からいろいろ言われたとしても後悔はしていない"といったような事を発言していました。それを聞いて、何だか妙な気持ちになりました。

はじめニュースを聞いた時から、私は"危険な地域にわざわざ行くんだから(しかも仕事で行ってるんだし)それなりの覚悟はできていたはずだと思うし、行ったことをとやかく言うことはない"と思っていたの。だから、「危険なところに行く方が悪い」的な一部の人の発言には納得できないんですよね。

でも、家族の方々の"本人からは何も聞いていない"といったような顔を見たり、今回の記者会見を見たりして"何か忘れてないかい?"って気持ちになった。

確かに、自分自身で考えた末の判断だと思うし、自分の行動に後悔はなくていいと思う。でも、「自分が」拘束されたり、命を奪われたりする可能性を考える時、同時に「周囲が」どのようになるかということもきちんと考えてから判断しなきゃいけないんじゃないかな?

自分に何かあった時、家族はどうなるか、政府やマスコミはどう対応するだろうか、友達や知り合いはどんな状況に置かれるだろうか、…そういった様々なことを考えた上で、それなりに準備をしておいていいんじゃないかなあ。

「自己責任」って、自分の身の振り方に対する責任だけではなくて、自分が行動したことに関する波紋も含めてどう対処するかってことだと思うんですけどね。

進む方向は違うけど、自殺する人が遺書を書くでしょ。その時、それを読む人のことも考えるよね。そういう「準備」を彼等はしたか、ってところが気になる。

彼等の顔を見てて、「親のこと考えた?親に、自分が戻ってこないことがあるかもしれないことを覚悟するように言ってから出発した?」って聞きたくなってしまいました。



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以前いただいたコメント



「むむ!?」

この件については
ちょっとちがうかも……

というか……時間が経つに連れ
なんか(?)と思い始めた。
あれは情報操作だったのでは?

海外では自己責任扱いした
日本が笑い物になったような。

残された家族の心配が
極致に達してしまって
いろいろなことをマスコミに
言ってしまったのが、
騒ぎを大きくしてしまったかも。

ことの本質を見極めるのは
本当に難しいなぁ……
Posted by:ぴょん  at 2004年07月06日(火) 21:02
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私とブログについて
小学校の教諭をしていましたが、2012年に退職しました。
定年じゃないですよっ!
ヾ(@°▽°@)ノ
今は、教育とは全く関わりのない生活を送っています。

ここに書かれている教員生活は過去のことですが、 今、先生として頑張っていらっしゃる方々の 何かしらのヒントになればと思って、 そのまま置いておくことにしました。

大変な毎日だと思いますが、まずは自分自身を大切に、 自分のできる範囲で頑張って下さいね!
応援しています。
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