先日、学習参観・懇談がありました。この辺りの学校は大抵、４月の学習参観の後の懇談会で、PTAの委員決めをするのです。何でこんな時に委員決めをするんだろう。困っちゃいます。

　一番はじめの懇談会ですから、大体一時間半程度の間に、自己紹介や学級経営について話したいし、お家の人同士も紹介し合って、一人でも多くの友達を作って希望を持って帰って欲しいのに、殆どの時間が暗ぁ〜い委員決めに費やされてしまう。

　そりゃ、「私がしましょう」って人が何人かいて下さればそれに越したことはないです。でも、そういう人は、あちこちでいろんな役を引き受けて来て、「これ以上引き受けると主人に怒られてしまうんです(^^ゞ」なんてなってたりするし、仕事でどうしても来られない人もいるし、したくない人ははじめから懇談には絶対に残らないし（だから懇談会の人数はとても少ない）、結局誰かが折れるまでみんなでじぃ〜っと待つことになってしまう。

　PTA活動って、本来自発的なボランティア活動じゃないですか。みんながしたくないのならしないって選択肢もあるはずだと思うんですけどねぇ。無理矢理くじなんかで決めたって、出られない人、出たくない人は出てこなくって、そのことで困るのは結局今来ている人達だってこと、おうちの方はわかってないのかもね。

　本当に決めなきゃと思うのなら、せめてはじめの参観懇談とは別の日に設定してほしい。実際にそういう学校もあるし。それから、委員だけが苦労するシステムを見直して、全員が参加して、その中から「連絡係」としての委員を出すようにするとか、選出方法もいろいろ考えられるんじゃないのかなあ。「委員決め」のための学級懇談会じゃないんだからさ。本当に子どものこと考えるPTAにしようよぉ。

今日は成人の日。成人式を含め、20歳前後の困ったちゃんのニュースばかりでした。彼等はどこで困ったちゃんになったのだろう？

　ボートで遭難した子達の親が画面に出てインタビューに答えていた。それを見ながら、なぜこの人達は「（お騒がせして）申し訳ありません」と言わないのだろう？と思いました。（もしかして言ったけどカットされたのかな）親が日頃からどのような生き様を見せるかが、子どもの人生の分かれ道になるのかもしれないですね。

　多分若者達は「みんながみんな彼等と同じと思わないで欲しい」と思ってるだろうな。いい奴もたくさん育ってると信じたいです。