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小学校の子ども達のことや、学校の様子を振り返って & おすすめの本、趣味の話など…まあ、適当に。 (2022.6.14ここに引っ越してきました)
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藤本 真
どこどこ?セブン

Amazonで、「ミッケ」よりも楽しめるとあったので、買ってみました。写真がすっごく凝っていて、それを眺めるだけでもきれい。時間があったらずっと探していたいけど、1つ見つけたらもう休憩は終わりって感じです。



多湖 輝, 重金 碩之
多湖輝の頭のたいそう・小学生版〈1〉
多湖 輝, 重金 碩之
多湖輝の頭のたいそう・小学生版〈2〉

算数の「数学的な考え方」はパズルで養われると思うので(現に私がそうでしたので)、これを子ども達に出題したいなーと思ってます。うふふ。楽しみ。


…‥‥・*・‥‥……‥‥・*・‥‥…‥‥・*・‥‥……

ちなみに、私は小学校の頃からカッパブックスの「頭の体操」が愛読書でした。


多湖 輝
頭の体操〈第1集〉パズル・クイズで脳ミソを鍛えよう

多湖 輝
頭の体操〈第23集〉永遠の謎篇

多分、23巻全部持ってるのだった。ヾ(@°▽°@)ノあはは

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ダン・ブラウン, 越前 敏弥
ダ・ヴィンチ・コード(上)

ダン・ブラウン, 越前 敏弥
ダ・ヴィンチ・コード(中)

ダン・ブラウン, 越前 敏弥
ダ・ヴィンチ・コード(下)

前に3冊まとめて買ってて、ずっと読んでなかったんだけど、映画を見に行きたいなーと思って、この週末でやっと読みました。読んだ感じは、インディ・ジョーンズみたいだった。これを2時間の映像にするのは無理があるんじゃないか?あと、ストーリーの重要な部分に関わってくるかなりアブナイ場面がいくつかあるんだけど、R指定にはなってないのよね。映像が出ないはずはないし、大丈夫なんだろうか? まあ、あとは映画を見てから、かな。

東京教育技術研究所 のオンライン通販を初めて利用しました。

今までは、はがきなどでの申し込みだったので、ちょっと気後れしていたのですが、ネットで頼めるようになっていたのと、全部の商品を見ることができたので「これは買い!」と、こまごまと頼んでみました。

========= 今回購入したもの ==========

◆児童用百玉そろばんセット(百玉そろばんとスキル、計算カード、かけ算九九計算尺などのセット)
◆TOSSノート(低学年用、中・高学年用)
◆ノートスキル
◆向山洋一 授業DVDシリーズ2「豆電球」(1985年2月:2年生)

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実際に手にしてみると、TOSSノートや百玉そろばんなど、やはり「使いやすそうな教材だなー」という印象です。担任ではないので、児童数購入したりということはできませんが、これを元にいろいろ工夫できればと思います。

それから、向山先生の授業DVDが良かった。この「良かった」には3種類あります。

(1)向山先生のすごいところを見ることができた。
20年も前のビデオなので、(多分VHS-Cとかが出始めた頃)ものすごく画質が悪くて見づらいし、声もはっきり聞こえないところがあるんですけど、それでも「ああ、こういう喋り方をするんだ」「子どもをこんな風に集めるんだ」と、映像と音声で見ることができたのは良かったです。

(2)向山学級の子・20年前の2年生の様子を見ることができた。
この単元は今3年生で出てきますけど、今の3年生より育っている2年生だと思います。面白いと思ったところ、いくつか書きますね。

・乾電池を配られたら、何も言われなくてもほとんどの子が立てて置いている。または、横にしても何かストッパー(鉛筆など)を横に置いている。

暗くて見えない部分が多いので、実数はわかりませんが、2年前の3年生は、配ったら次々と横に置いて転がして落としてくれました。「言われなくても、生活経験があるから電池は立てて置くか、転がらないようにストッパーを置く。従って、乾電池を転がさないように、置き方を指示する必要がない」ってことじゃないかなーと思います。

・はさみを開いたまま無造作に机に置いている子も目につきました。私が入ったクラスでそんなのを見たら、注意するか、行って閉じてやってると思います。これも、もしかしたら「はさみを開いたまま置いているくらいでは怪我をしたりしない」子達なのではないかな?と思いました。

・向山先生が、持っている物を置くように言われたら、子ども達は物を置いた後、手を机の下(多分、ひざ)に置きました。たぶん、それまでに「話を聞く時には手をひざに置いて聞く」ことがしつけられているのだと思います。

記録を取らずに一度見ただけですので、また見直すと新しい発見がいろいろあるのだろうと思って楽しみにしてはいますが、この子ども達が「生活経験が少なくなってきている」とされた、「生活科導入前の子ども達」なんですよね。ってことは、今の子達はその頃よりさらに生活経験が乏しくなっている。生活科で補っていける部分はあるだろうけど、生活科以外の部分でも、生活経験を補っていかないと、20年前の子ども達には追いついていかないんじゃないか…なんてことを考えました。

(3)今の学校の子達が、学習に取り組む姿勢をきちんと身につけているとわかったのが良かった。

「学習の構えが身に付いている」=「学習の構えを先生方が指導している」ってことです。向山先生が昔から言ってきた「おへそをこちらに向けなさい」などは、うちの学校ではどの教室に入っても聞かれる言葉だし、子ども達もそれにしっかり反応しています。向山先生が一言言うたびに、「あ、このフレーズ、うちの学校でもみんな使ってるー」というのがかなりありました。

教室によっては『友達の発表を聞く時に、気がついてない子に「体ごと」などと声を掛けると、発表者の方をさっと向く』といった、その教室だけで通用する略語になっていることもありますが、何にしろ、「人の話を聞く時には体をその人の方へ向けてきくことが大切である」ということが学校全体に浸透しているということだし、その他のフレーズも、耳に残っているということは繰り返し指導しているということで、やっぱ、うちの学校の先生方ってすごいなーと思ったわけです。

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私もがんばらなくっちゃ。(^^ゞ
少人数指導って、私にとっては毎日がとっても新鮮な発見であり、勉強であり、修行です。
その中でも、他の先生の日頃の授業をたくさん見られるのが嬉しい!

たいてい、他の先生の授業って、指導案を一生懸命作ってその時間だけ見せる「授業研」とか、でなければ学年全体で運動会や音楽会の指導をするのを見るか、そんな機会しかないでしょ。それが、日頃の教科書どおりの算数をまるごと一単元見ることができて、しかもいろんな先生が同じ授業をしてるのを比べながら見ることができる。ものすごく勉強になります。

…‥‥・*・‥‥……‥‥・*・‥‥…‥‥・*・‥‥……

Part1:【人の振り見て我が振り直せ】編。

「…だね、わかった?」「わかりましたか?」「いいですか?」こんなこと、いちいち聞く必要ないよね。「はい!」と元気な声で返事をしたから理解できてるってもんでもないでしょ。それに、「わかりましたか」と聞かれて「わかりません」って言えるような度胸のある子ってそうそういないですよ。それなのに、「返事は?」と理解を強要する方までいらっしゃいます。返事がないのはわかってないからだ、と思う方がいいと思うなー。

「前の時間は何をお勉強したかな」と聞かれたら、そりゃ子どもは「わり算!」としか言わないでしょ。「…うん、(^^ゞわり算の、何だったかな」「…分け方?」と、腹のさぐり合い。そんなことやってる間に時間が経つってば。指導案に普通「前時の想起をする」って書いてるところなんだろうけど、そんなの毎時間しなくてもいいよねー。「この前は分ける時に気を付けることを勉強したね。何に気を付けて分けるのかな」くらい言えば、「みんな同じ数ずつになるように分ける」とか答えてくれるんじゃない?でもそれも本時には関係ないから削ってもいいと思うけど。

3年生に、延々講義を続ける先生がいます。子どもはびしっといい姿勢で45分間聞いてます。きついだろーなー。45分の中で、ほんの3、4回子どもが発表するけど…。もう少し子どもに発表させようよ。活動させようよ。ノートに書かせようよ。私も入っていてくたびれます。

声がデカイ!子どもも負けじと声を出すのはいいけど、騒音慣れして耳が悪くなりそうだ。声のものさしをプレゼントしたい。「先生、2の声でお願いします」なんてね。

「じゃーねー、教科書のねー、はい23ページを開いてねー、2番の問題ができたらねー、先生に持ってくるんですよー」…待てなくて鉛筆を持つ子続出。それを見て「まだ先生のお話は終わっていません!」だってさ。

「今から、教科書の23ページの問題をしますが、その前に、22ページの図を、めあてを書いたあとでうつして、それから23ページをするんですよ」…いったい、一番に何をすればいいの?!

割り算を一問だけおはじきでやって、「やってみて何か気がついたことない?」気のきく子が「かけ算九九の逆になっていると思います」「そうだねー。ほかのもできそう?」「はい」(←できないとは言わないよな)「じゃ、やってみよう。もうおはじきをつかわなくてもできるよねー」「はい」(←できないとは言わないよな)

…できるかっつーの。

…‥‥・*・‥‥……‥‥・*・‥‥…‥‥・*・‥‥……

Part2:【能ある鷹は爪を隠す】編。

去年新人でさんざん怒鳴られまくっていた先生。「じゃ、先生がまずやってみるね。えーっと、12このクッキーを3人に分けるから、この人に1枚、こっちの人に1枚、あとの10枚は先生がもらうねー」と飄々とマグネットを動かしていき、「ちがーう!!」「先生、ずるい!!」「ちゃんと同じ数ずつにしないとダメ!」と子どもから大ブーイングをもらっていた。――やるじゃん。

いつも始業ぎりぎりに来て、終わると一番に帰ってしまう、あわてんぼで家族第一のおばちゃん先生。でも、この人の算数の授業では、子どもに定規をきちんと使わせて、とってもきれいなノートができあがる。計算ミスも少ないです。

逆に、いつもゆったり構えているようなイメージのオジサン先生。「今日のプリントには秘密があるよ。わかっても内緒にしておこうね」と、教えるのでなくて考えさせるように仕向けながら、終わった子から手を挙げさせ「○秒!」「○分○秒!」と終わった時刻を次々に言っていく。百マス計算のようにはじめは時間がかかるというプリントではないし、時間になったら途中でもやめて答え合わせをするので、子ども達は自分の記録を縮めた達成感を感じながら、楽々こなしていきます。

…‥‥・*・‥‥……‥‥・*・‥‥…‥‥・*・‥‥……

その他、ものすごく教科書を進めるのが遅い先生とか、黒板の字がすっごくきれいで速い先生とか、子どもが座ったまま喋ってもお構いなし、顔を向けて話を聞かなくてもお構いなし、なんて先生とか、ホント、勉強になります。

みっぴが授業する時には担任の先生がT2で入るわけで、そうなると逆にみっぴの授業の仕方を見られるからドキドキなんですけどね。ま、それも修行のうち。(^^ゞ

===== コメント =====

■すばらしい観察!

ブログ村から、タイトルにひかれてやってまいりました。山形の1年担任です。
思わず「あるある!」と思ったり、自分にもあてはまって赤面したり。
「わかりましたか?」って言う人、確かに多いですね。わたしは「わからない人!」って言います。これはいかがでしょう。

ゆったりオジサン先生、いいですね。
こうありたいものです。

さとう (2006-05-20 21:53:59)


■いらっしゃいませ!

「人のふり見て」まではうまく行くんですけどねー、その後の「我がふり直せ」をなかなかできないでいたりします。あはは。がんばらなきゃですね。

「わからない人!」で「はい!」と手が挙がった時にどうするか、を持っていれば、子ども達も安心して「わかりません」と言えるかな、と思います。去年のうちのクラスのミニィみたいに、何も考えずに「わかりません!ρ(⌒◇⌒)ノ」とか言われちゃうと困っちゃいますけどね(^^ゞ

みっぴ@管理人 (2006-05-22 18:51:43)


■無題

いつも鋭い視点ですね^^;

「…だね、わかった?」「わかりましたか?」「いいですか?」は残念ながら私は使いますねェ^^;;まあ、塾現場でですが・・・。
これはね、確かに形だけのもののように思えるのですが、言うのといわないのとでは歴然とした違いがあるような気がしてならないのです(by経験則)。
ただ、しつこく連発するのもどうかとは思いますが、科学的には説明できないけれど効果があるような気がするんですよねえ(汗
まあ、分かってない生徒が「分かりません」とは言えないところは否めませんが(笑)

現在は学校現場で指導することがないのですが、立場違えど鋭い視点はいつも勉強になります!

honkikyouiku (2006-05-31 05:12:56)


■なるほど!

honkikyouikuさん、お久しぶりです!

「わかった?」≒「ここは大事だよ!」といった意味合いも込めているわけですね。
(^-^)

実は、先週からT1であちこちの学級をまわって授業をしているのですが、この前、自分でも説明の後で「ここまではわかる?」と言っているのに気がついて、「あちゃ〜、しょーもないこと聞いてしまったー」とがっくりきました。修行が足りませんねー。(^^ゞ

みっぴ@管理人 (2006-05-31 23:25:19)
専科なので、担任の先生が出張したりお休みしたりすると、代わりに授業や給食指導などに入ります。

年度初めに、「専科の先生に入って欲しい時は、必ず教頭を通して下さい」って言われたので、その通りにしてるのですが、まともにまわってないぞ、と。

今日は、2年のA先生がお休みを取りました。昨日のうちに自習計画は立ててあったので、みっぴがTTで入るはずだったところは、みっぴ一人で授業を進めておくように、お休みする先生と打ち合わせをしました。で、時間的に下校指導なら入れたので、「A先生から、教頭先生にお願いしておいて下さいな」と言っておきました。だから、教頭先生から「みっぴ先生、A先生のクラスの下校指導をお願いします」って言われるだろうと思っていました。

でも、今日になっても教頭先生からは何も言ってこない。

とりあえず、自分が授業するところは入って授業しましたが、その後は他の学級へ。授業の途中、職員室に取りに行く物があって、偶然A先生の学級の前を通ると、授業が始まって十分以上経っているのに、子ども達は何もせずにわいわいとお喋りしている。ありゃ?

職員室に着いて、そこにいた教頭先生に
「A先生のクラス、2時間目は何するんですか?指示がないみたいで、子ども達何もせずに座ってますけど」
と言うと、教頭先生曰く
「あ、行かなきゃいけなかったんだった」
と慌てて教室へ。
やれやれ┐('〜`;)┌

中休み、職員室で。教頭先生が
「みっぴ先生、3時間目、授業入ってる?」
「入ってます。っていうか、事前に今週の時間割り全部提出してますが」
「あーっ、そうやった。…あぁ、全部埋まってるねー」
(-"-;)ぉぃぉぃ

5時間目、他の学級に入っていて「そろそろ授業も終わりだなー」と思っているところに、教頭先生登場。
「みっぴ先生、急で悪いんだけど、今からA先生のところに下校指導に入ってもらえるかな」
「はーい、いいですよー」
――何で今なんだ?何で自習計画が出てから私のところに言いに来るまでにこんなに時間がかかるんだ?
と思いながら教室に入ると、配らないといけない紙が4種類も!
げー。帰るのが遅くなっちゃうよー。

…‥‥・*・‥‥……‥‥・*・‥‥…‥‥・*・‥‥……

今年は、こんなのばっかりです。
この前は、3の1の先生が出張、2の4の先生は具合が悪くて病院に行った時があったんですが、
「みっぴ先生、3の1に給食指導に入って下さい」
と言ってたのに、しばらくして
「みっぴ先生、2の4に給食指導に入って下さい」
と言ってきたので
「あの、3の1に行くことになってるんですが」
と言うと、
「あ、3の1も先生がいないんだった!」
…把握しておけよ。

BJに言わせると「そんなの日常茶飯事だよ」だそうですが、だからといって放っておいていいもんでもないと思うんですよね。私は戦うぞ。
私とブログについて
小学校の教諭をしていましたが、2012年に退職しました。
定年じゃないですよっ!
ヾ(@°▽°@)ノ
今は、教育とは全く関わりのない生活を送っています。

ここに書かれている教員生活は過去のことですが、 今、先生として頑張っていらっしゃる方々の 何かしらのヒントになればと思って、 そのまま置いておくことにしました。

大変な毎日だと思いますが、まずは自分自身を大切に、 自分のできる範囲で頑張って下さいね!
応援しています。
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material by:=ポカポカ色=
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