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小学校の子ども達のことや、学校の様子を振り返って & おすすめの本、趣味の話など…まあ、適当に。 (2022.6.14ここに引っ越してきました)
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授業でやってみたら、けっこう盛り上がったので紹介。

準備する物:
 ・10×10のドット絵が描かれた5cm四方程度の紙50枚くらい×グループ数
  (教科書にある100のまとまりの絵を画用紙にコピーすればいいです)
 ・中の見えない袋(グループ数)

1.袋の中にドットのカードを入れ、グループに一袋ずつ配る。
2.テレビ番組「ゴチになります!」のように、設定金額ならぬ「設定数」を決める。
 (2000くらいがやりやすいと思います)
3.グループの中で、じゃんけんなどで順番を決める。
4.1番の子が、設定数になるように袋の中から中を見ないで紙をつかんで取り出す。
 (順番が最後の子に袋を持っていてもらうと良い)
5.いくつ取り出せたか数える。
  この時、グループのみんなで「100,200,300…」と、100ずつ声を揃えて
  数えることが、100のまとまりを意識させる経験になると思います。

6.取ったカードを袋に戻し、2番の子がカードを取り、同じように数える。
  終わった子が、次の子の順番の時に袋を持ってやるようにすると良い。
7.2000ちょうどつかみ取れた子の勝ち。または、2000に一番近い子の勝ち。
8.設定数を変えれば、何回でも楽しめます。

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教科書の「100が24こで2400」「3800は100が38こ」などというのが、どう考えても面白くない授業になりそうだったんで、もうこの際だからゲームにしちゃえ!という感じで考えてみたんですが、2年生だからでしょうか、この簡単なゲームにノリノリで参加し、大きな声で一緒に数えたり、2000ちょうどの子が出るとわざわざ報告に来たり、袋の中に手を入れて必死でカードを探ったり、とても盛り上がってくれました。

量感を味わわせたくてドットのカードにしましたが、100を認識できるようになっていれば、100と書いた紙や、おもちゃの百円玉などでもいいかもしれないと思います。

面倒でも必ず、みんなで100ずつ数えさせます。そうでないと、枚数当てになってしまいます。100ずつ数えれば、100が10集まったところで1000になることや、1900の次が2000になることなどが実感できます。また、間違った数え方をしても、友達同士で修正しながら正しく覚えられます。設定数を超えてもいいことにしているので、2100と1800のどちらが2000に近いかなども自然に考えて答えを出しているようでした。まあ、これをしたから教科書の問題をしなくていいってことじゃないんですけどね。
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ノート指導でよく言われる「ミニ定規」ですけど、何cmのものを使わせてますか?

私自身は、学生の頃から、ノートの横幅に一回で線が引ける16cm程度の定規をよく使っているのですが、筆算とかする時に線を引くなら、10cmくらいの長さの方がノートの上をあちこち動かすのに便利ですよね。

両方持っていて使い分けてもいいんでしょうが、子どもに(特に低学年に)2本持たせるのには抵抗があります。高学年だったら、2本持たせてもいいのかもしれないなあ。

低学年では、書いた文を囲んだりする時に10cmの定規だけだと、長い線は「定規を置きなおして引く」というのができず、線がうにゃうにゃになっています。でも、長い定規はふだんの筆算とかには端がノートの綴じ目に引っかかったりして使いにくそうなんですよね。

うーむっ。

結局はどちらにしても「慣れ」なのかもしれないですけどね。(^o^;)

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ところで、黒板用の定規って、たいていは、でっかい三角定規と1m定規ですよね。

あれを、子ども達が8人くらいかわるがわる黒板に書きに出ている時に使わせるとどうなるか。…隣の子が書いてるところに定規が伸びていって邪魔をしてしまうことになります。どうかすると定規がぶつかって「あいたっ!」なんてことになっちゃう。

それで、みっぴはこんなの↓を自作してます。「黒板用ミニ定規」です。



前の学校で、この定規の話をしていた先生がいらしたので、もしかしたら市販されているのかもしれませんけど、自作の方が簡単でずっと安上がりだと思います。

100円ショップで、30cm〜45cm程度のアクリル定規(幅が7〜8cmある方が使いやすいです)と、ドアの取っ手の小さいのを買ってきて、接着剤でくっつけるだけです。裏には、マグネットシートを適当に切って貼っておきます。

取っ手があるので、とても使い勝手がいいですよ。マグネットシートで黒板にくっつくので、斜めの線とかでも押さえる力がいらなくて、楽です。子ども達にも好評です。もちろん、自分が黒板に書く時にもよく使ってます。子ども達に「黒板に書く時にはミニ定規がないから…」とか、言い訳をしなくて済むし、子ども達も、私がこれを使うと「あ、定規使ってなかった!」と思い出してくれます。

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もう一つ、算数の時に使う黒板グッズの紹介。

練習問題をする時、何人か前に出て答えを書かせることがありますよね。

今は専科で、教室を移動して授業をするので、担任の時のように黒板に印を付けておくということができません。それで、マグネットシートを2cm×40cm程度に細長く切ったものを7〜8本準備しておいて、入った教室の黒板に合わせて、そのマグネットシートで縦に区切って使うようにしています。

人数に合わせて貼り替えられるし、使わない時は丸めて鞄に放り込んでおけて、軽くてかさばらないし、なかなか便利ですよ。(^-^)


===== コメント =====

■定規

紙を切るときなど便利ですね。

shozando (2006-07-04 12:11:10)


■先生、叱ってますか?

ボク娘は脳性まひ。
普段は養護学校にバスで通っているんですけど、近所の友達がほしくて、交流で水曜日だけ、地元の小学校に通ってます。
父親つきで。(と言っても、ボクは、授業には一緒にいませんが)
娘のクラスの先生(女性)はナイスな先生で、毎回、黒板たたいて生徒を叱ります。
これが、ボクの娘には素敵な体験。
養護学校ってないですから。
大声で叱られるシーンて。
もちろん、それだけじゃないけど、叱ってる先生、ボクは大好きです。

マサテツ (2006-07-13 17:48:46)


■いらっしゃいませ。

そうですねー。新人の頃は、「体罰はいけない」と言われたけど、じゃあどう指導すればいいのかは教えてもらえなくて、子ども達に苛々して「いいかげんにしなさい!」なんて黒板を殴ってたことありますね。

今はしませんよぉ。(^O^)おかげさまで、私も子どもの扱いが少しはうまくなったんで、私が苛々しちゃうような反応を子ども達にさせることがないですもん。もし大声を出して叱ったりしても、全部「演技」です。あはは。娘さんの担任の先生も、大声は演技で、黒板は小道具なのかもしれないですね。

子どもが危ないことをした時など、たまに大声を出すので、ふだん私がニコニコしていても、子ども達は「みっぴ先生は怒ったら怖い」と学校中に吹聴してくれてます。(^^ゞ

マサテツさん、娘さんと一緒に小学校にいらしてるそうで、学校側からしてみれば、とてもありがたいお父さんだなあと思います。だってね、私達には病気なんかに関する知識が皆無だったりするのに、例えば、私達に「発作が起きたら連絡してください」なんて言っておいて、こちらが「苦しそうね、発作かしら」と連絡すると「今手が離せないので歩けそうだったら他の子と一緒に帰してください」なんて言われたりするんですよー。

これからも、いっぱい学校に関わってくださいね。
(*^o^*)

みっぴ@管理人 (2006-07-25 19:15:13)
私とブログについて
小学校の教諭をしていましたが、2012年に退職しました。
定年じゃないですよっ!
ヾ(@°▽°@)ノ
今は、教育とは全く関わりのない生活を送っています。

ここに書かれている教員生活は過去のことですが、 今、先生として頑張っていらっしゃる方々の 何かしらのヒントになればと思って、 そのまま置いておくことにしました。

大変な毎日だと思いますが、まずは自分自身を大切に、 自分のできる範囲で頑張って下さいね!
応援しています。
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